- マネーツリーが楽天銀行と連携できない…。
- マネーツリーとマネーフォワードを比較したいな…。
- どちらも使った経験がある人の評判や口コミを聞きたい…。
今回はこんなお悩みにお答えします。
結論から言うと、私はマネーフォワードの方が使いやすかったです。
というより、マネーツリーには「致命的な欠点」があったのです。
その致命的な欠点とは楽天銀行と連携することができないことです。
楽天銀行は我が家のメインバンク。
そんな楽天銀行に対応していないMoneytreeには、「がんばってくれー」って感じです。
メインバンクが連携できないからって、ダメアプリ扱いするなんてひどすぎるませんか?
たしかに、そういう声も聞こえてきそうですが、家計簿アプリでメインバンクとの連携ができなければ家計管理をする上で致命的。
この記事では家計簿アプリを5年以上使ってきた管理人が
👉家計簿アプリを比較するポイント!
👉マネーツリーとマネーフォワードのどちらおすすめか?
👉家計簿アプリを使う時に気をつけること!
ぞれぞれ、できるだけわかりやすく紹介します。
- マネーフォワードMEを愛用して約10年
- 固定支出を見直して年間40万円以上の削減に成功
- 将来のために余剰資金で資産形成スタート
- 家計管理で悩んでいる人に家計簿アプリの活用法を伝えたい
- 今日から納得して家計簿アプリを選ぶことができる
- らくらく自動で家計管理をスタートできる
- お金が貯まる体質に近づけることができる
それではいってみましょう。
マネーフォワードを選ぶたった1つの理由
Moneytreeとマネーフォワードはどちらが優れているのでしょうか。
私はたった1つの理由からマネーフォワードを選びます。
それは、Moneytreeは楽天銀行と連携できないことです。
楽天銀行の累計口座数は、2016年から2021年の5年間で約5倍の伸びを見せています。
私の周りにも、楽天銀行を「メインバンクにしている」または「これから予定している・検討している」という方も増えてきました。
そこまでメインバンクとの連携に「こだわる必要」はあるんですか?
と言う方もいるかもしれませんが、こだわる必要は大いにあります。
次は、その必要性(連携できないと困ること)を説明しますね。
メインバンクが連携できないと困る3つのこと
どうして楽天銀行が連携できないことが致命的なのか?
ここでは、家計簿アプリと銀行口座(特にメインバンク)を連携することだ、どれほど大切なのかのポイントをまとめてみました。
\連携できないと困る3つのこと/
- 全体の預金額が把握できない
- お金の動きが見えない
- 1つの家計簿アプリで完結できない
一つ一つ説明しますね。
全体の預金額が把握できない
メインバンクが連携できないと、全体の預金額が把握できなくなってしまいます。
これは、家計簿アプリとしてはかなり致命的。
自分がどのくらい銀行に預金があるのかが、ひと目で分かるのが家計簿アプリの最も良いところです。
なので、銀行の連携先が幅広くカバーされている家計簿アプリは安心して使い続けることができます。
お金の動きが見えない
メインバンクが連携できないと、お金の動きが見えません。
家計簿アプリと銀行口座が連携することのメリットはとても大きいです。
\銀行口座が連携することのメリット/
- 給料が「収入」として自動計算される
- 家賃の引き落としがすぐに把握ができる。
- 電気・ガス・水道の光熱費もしっかり管理できる。
- クレカの引き落としの支出も管理できる。
収支を管理することは、「固定見直し」「家計見直し」につながります。
そんな諸々のお金の動きは、銀行口座と連携しなければ、管理することはできません。
1つの家計簿アプリで完結できない
Moneytreeを補ってくれる家計簿アプリをいれたら良いのでは?
そう考える方もいるかもしれませんが、私は1つの家計簿アプリで完結できないのはおすすめできません。
家計簿アプリは、家計簿を作ってくれる手間や時間が解消される便利ツールです。
優秀な家計簿アプリを1つ使うだけで、管理する手間もなくなり、時間も生まれ、ストレスがなくなります。
失敗しない家計簿アプリの選び方
家計簿アプリを使うなら、使い勝手のいいアプリを選びたいですよね。
ここからはMoneytreeとマネーフォワードを比較しながら、失敗しない家計簿アプリの選び方を紹介します。
\家計簿アプリの選び方/
- 【連携数】家計簿アプリ選びの1番の注目ポイント
- 【使いやすさ】継続できるかは使い勝手次第
- 【レシート読み取り】まだまだ現金払いのお店はある
一つ一つ説明しますね。
【連携数】家計簿アプリ選びの1番の注目ポイント
Moneytree | マネーフォワード | |
---|---|---|
連携できる口座数 | 2,489 | 2,592 |
参考URL | Moneytree 対応金融機関およびサービス一覧 | 対応金融関連サービス一覧|マネーフォワードME |
家計簿アプリを選ぶ上で、連携できる金融機関の数は1番注目しないといけません。
連携先が少なければ「連携したいのに連携できない」なんてことになっちゃいます。
今回は、Moneytreeとマネーフォワードで連携できる口座数を比較しました。
結果はMoneytreeが2,489件、マネーフォワードが2,592件とマネーフォワードが約100件多かったです。
実際に私が連携したいと思ったけどできなかった連携先がこちら。(参考までに)
連携先 | Moneytree | マネーフォワード |
---|---|---|
楽天銀行 | ✕ | ◯ |
LINE証券 | ✕ | ◯ |
BitFlyer | ✕ | ◯ |
Coincheck | ✕ | ◯ |
mineo | ✕ | ◯ |
楽天モバイル | ✕ | ◯ |
連携先を参考にして「連携できるリストになかったー」ってことにならないように注意が必要です。
住信SBIネット銀行、au Pay クレジットカード、三井住友ナンバーレスカード、Visa LINEPay、楽天カード、iDeCo(SBIベネフィット・システムズ)、SBIネオモバイル証券、SBI証券、楽天証券、au Pay(※Moneytreeのリスト順)
【使いやすさ】継続できるかは使い勝手次第
家計簿アプリを選ぶ上で、アプリの「使いやすさ」は重要です。
なぜなら、その「使いやすさ」が家計簿を続けられるかどうかを大きく左右するからです。
画像は左がMoneytreeで「パーソナル」をタップした画面、右がマネーフォワードで「口座」をタップした画面です。
実際に使ってみて、画面下のタスクバーなど直感的に理解しやすいのはマネーフォワードです。
コレばっかりは実用してからの感覚になります。
どれも無料なので、気になっているアプリをダウンロードしてから決めるのが一番いいです。
【レシート読み取り】まだまだ現金払いのお店はある
家計簿アプリを選ぶ上で、レシート読み取り機能はあった方がいいです。
5年以上家計簿アプリを活用しての本音は、家計簿アプリと連携させたキャッシュレス決済を利用するのが理想です。
そうすれば、本当にすべて自動で家計簿ができあがります。
しかし、そういうわけにも行きません。
現金払いしか対応していないお店はいっぱいあります。
時短という観点から、現金払いでさえレシート読み取り機能を使うと、シンプルにスマートに支出入力できます。
Moneytreeとマネーフォワードの2つアプリともレシート機能は付いています。
性能は若干マネーフォワードが上な感覚です(個人的な意見です)
これも気になっているアプリをダウンロードしてから使ってみて決めるのが一番いいです。
ここだけ注意!無料でマネーフォワードを使い倒す方法
ここまでマネーフォワードをおすすめしてきたわけですが、1つ注意すべき点があります。
それは、マネーフォワード(無料版)の連携できる口座数は、10件が上限ということ。
ということで、無料の範囲内でマネーフォワードを使い倒すために、理想の10件を考えてみました。
そのリストがコレです。
No. | 連携先 | 例(私だったら) |
---|---|---|
1 | メインの銀行 | 楽天銀行 |
2 | サブの銀行 | 住信SBIネット銀行 |
3 | サブの銀行 | 地方銀行 |
4 | メイン・クレカ | 楽天カード |
5 | サブ・クレカ | Visa LINEpay |
6 | 電子マネー | auPAY |
7 | ポイント | 楽天ポイント |
8 | 証券口座 | つみたてNISA(楽天証券) |
9 | 証券口座 | iDeCo(SBI証券) |
10 | お財布 | ぱぴっと家の財布 |
個人的な考えが含まれているので、あくまでも参考までに。
リストに入れている意図も説明します。
- 銀行口座(3つ)
-
必要にあわせて連携します。
総資産や収支を把握するために必須の連携先なので、メインバンクとサブをしっかり連携させます。 - クレジットカード(2つ)
-
我が家は楽天経済圏でお得な生活をしているので、楽天カードはメインの位置づけ。
あと、サブは持っているクレカからよく使うもので良いかと思います。 - 電子マネー
-
理想の10件にはauPayを起用しました。
理由は、マネーフォワードに連携できるPayアプリということ。
更に還元率1.5%が魅力という点。
この辺も臨機応変に入れ替え可能です。 - ポイント
-
「枠があるから楽天ポイントを入れておくか」ってくらいのポジションです。
ちなみに、楽天PointClubというアプリでもっと細かく楽天ポイントを管理できます。 - 証券口座
-
絶対に入れておきたいのが証券口座です。(まだ持っていない方は視野にいれておいて下さい)
つみたてNISAとiDeCoが入っていますが、つみたてNISAだけでもいいです。
マネフォで節約できたら、浮いた資金で資産運用が鉄則です。 - お財布
-
自分で作る「お財布」という口座です。
銀行口座から現金引き出しをすると、自動で「お財布」に入金する設定をすることで、現金の入出金の管理ができます。
家計簿アプリの気になる質問
家計簿アプリについて、このへんどうなの?と気になる質問をまとめてみました。
QRコード決済の対応が遅れている?
QRコード決済の対応が遅れていように感じます。
実は、QRコード決済で有名なPayPayは、どの家計簿アプリでも非対応です。
その他にも、楽天ペイやメルペイなんかも対応していません。
順次対応を期待するところですが、企業努力を信じるしかないですね。
本当に無料でダウンロードできるの?
本当に無料でダウンロードできます。
私の場合、マネーフォワードを利用しはじめて4年くらいは無料で使っていました。
ただ、「連携数が10件を超えそう」「資産グラフも見たい」とかだとプレミアム会員(有料版)を検討しないといけないです。
セキュリティ上の安全性はどうなってるの?
よく聞かれる質問なので調べてみました。
結論から言うと危険性やセキュリティ面の心配は低いと結論にたどり着きました。
まとめ:マネーフォワードを選ぶメリットは大きい
- 家計簿アプリがありすぎて、選べずに困っている
- マネーツリーとマネーフォワードの2択にしぼったけど…
- どちらも使ったことがる人の意見を聞かせて欲しい
今回はこんな相談について答えてきました。
結論は、「マネーフォワードが使いやすい」でした。
その理由は、マネーフォワードの方がMoneytreeよりも連携できる金融機関の数が多いという点でした。
致命的だったのが、Moneytreeが楽天銀行と連携することができないことです。
そして、家計簿アプリを選ぶ時は3つのポイントに気をつけて失敗しないように選んでください。
\家計簿アプリの選び方/
- 【連携数】家計簿アプリ選びの1番の注目ポイント
- 【使いやすさ】継続できるかは使い勝手次第
- 【レシート読み取り】まだまだ現金払いのお店はある
最終的には使いやすさが1番の決め手になります。
Moneytreeもマネーフォワードも無料でダウンロードできます。
気になるアプリをダウンロードして試してみるといいですよ。
この記事が少しでも参考になればうれしいです!
それでは!
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