2020年3月を振り返るとコロナ禍で株価も下落しこの先どうなっていくのか、先行き不安でしたね。
そんな私は、持ち株のチャートが気になり、毎日のように株価を眺めていました。
今振り返るとあんまり意味のない行動でしたね。(だって高配当株投資実践中なんですもん…)
とはいえ、コロナ感染拡大のピークを過ぎ、
各企業ともコロナ禍の苦境をどうにか乗り越えてきたわけですから、業績にどのような影響があったのか明らかになってきているわけですね。
そこで、IR BANKのサイトにお世話になり
・コロナ禍でもしっかりと稼げて
・増配もしている企業を探すこと
・銘柄選定できるのではないか
と思っていたわけです。
結論から言うと、この考え方で高配当企業3社に目星をつけることができましたので、その方法を紹介します。
ちなみに、その3社は
- 4767 TOW
- 2763 エフティグループ
- 4318 クイック
ということで、IR BANKを利用して高配当株の探し方を紹介したいわけですが。
正直言って最初の頃は見方や使い方が分からなかったので、その方法を簡単に説明していきたいと思います。
コロナ禍だからこそ不況時に稼げる強い企業を探す
外出自粛を受けてどの会社も経営が困難だったことを考えると
こんなコロナ禍だからこそ
- しっかりと営業利益を出せている企業は強いのではないか
- 今後起きうる不況時にも生存していける実力が見れるのではないか
- そんな企業に長期に渡って投資をしたい
と考えたわけです。
というわけで、高配当株投資家初心者の私は、このコロナ禍のである苦境を
皮肉にも企業の実力を見る絶好のチャンスという視点を持ってしまったのです。
では、どうやってそんな強い企業を探すのか。
それはIR BANKに力を貸してもらうことにしました。
【IR BANKの見方・使い方①】増配企業で検索
IRBANKには決算情報がくまなく情報公開されています。
ある日、IRBANKで各企業の決算情報を見漁っていた時です。
決算に「増益」というコンテンツがありました。
そこを見てみると、世の中コロナウイルスに振り回され、苦しんでいる企業が多くあるというイメージはあったのですが
しっかりと利益をだしている企業がランランと輝いるではありませんか。
そして、それをきっかけに配当修正の情報を発表している「増配」の企業も見つけることができたのです。
- コロナ禍でどの企業も減益しているさなか
- コロナ禍で多くの企業が減配を発表するさなか
- なんと増配を発表する企業があるなんて!!
これは紛れもなく、不況に立たされても乗り越えていけるような強い企業に他なりません。
そんな企業に長期投資していきたいですね。
【IR BANKの見方・使い方②】優良企業を探すためには決算を見る
四季報や株探など、いろいろと企業情報を知ることができるツールはありますが。
私はもうIRBANKに慣れてしまっていて、他のツールを見ても感動を覚えません。
IRBANKのいい所は、なんといっても個別企業の業績が過去10年に渡って分析する事ができるという点です。
確かに最初は情報が多すぎて、
なんというか「情報量負け?」というか
見る気が失ってしまいがちですが
・見るポイント
・チェックするポイント
この2つさえ抑えることができれば、優良な企業分析ツールとして活用することができます!
個人的には、IRBANKの見方・活用の仕方を確立したころから企業分析が楽しくなってきたと断言できます。
しかもサイト内の階層は深くって、100%フル活用できているか定かじゃないくらい、有益情報が転がっています。
さらに!
これが無料で提供されているというところが神レベル(信じられません)
これから私が主にチェックするポイントと合わせて、
IRBANKを使った企業分析を紹介していきます。
とりあえず入り口は【決算】です。
ここに企業の全てが濃縮されています!
【IR BANKの見方・使い方③】ROEが10%の経営上手な企業
コロナ禍に増配を決定した企業の中には、業績に難がある企業も多くありました。
そこで私は、最初に評価基準が「ROE10%以上」とういう検索条件を加えようと考えたわけです。
ROEというと、企業の経営の上手さを表す指標ときいていたので
そのROEが10%もあれば問題ナシという仮説をたてて、ネットサーフィンならぬ「優良企業探そうサーフィン」です。
でもね、別にROEが10%以上の企業じゃなくても増益を出している企業もいるのですが。
そういった企業がどうやって増益を出しているかは、各社特色もあり業種によっても変わりますので、正直なところ今の私では解析は難しいです。
ただ言えることは、やっぱり経営が上なところが増益を出していると
来年、再来年、または5年後10年後まで安心感があるだろうという想定はできます!
【IR BANKの見方・使い方④】EPSが前年度と比べて右肩上がり
ただROE10%というのは、「お?この企業いいかも??」と目に止めるための指標。
目的は高配当企業の発掘ですので、いくらROEが高くても配当を出すための利益を作り出していってもらわなければいけません。
そこで次に見たいのは一株利益のEPSですね。
このEPSが毎年のように上がっているのであればその実力は本物です。
このEPSが上がっていると自ずとチャートも右肩上がりなはず!
そういった企業はなかなか見つけられないんですよね~。
けど地道に探し当てた銘柄だからこそ、思いを込めて買い付けることができそうです!
【IR BANKの見方・使い方⑤】株価チャートが右肩上がり
IRBANKである程度の企業の業績について把握することができたら、最後はチャートです。
私の一つの判断材料としては、6ヶ月チャートや1年チャートなどを見て「横ばい」か「右肩上がり」であれば「買い」にしました。
なぜなら、ROEやEPSに実績があるので、長期的に保有していれば株の下落はないかと思ったからです。
チャートを見るときに参考にしたサイトは「株たん」や「Yahooファイナンス」
これもIRBANKから特定の銘柄に飛ぶことができるので、こういう細かいサービスが好き。
Yahooファイナンスに至っては、気になる銘柄を仮のポートフォリオに組み入れることができる上に、簡単なメモまで記録に残すことができるので、個人的には重宝しています。
まとめ
コロナ禍だからこそ見極められる企業の力。
私のようなまだまだ投資経験の浅い初心者は、あらゆる投資手法や投資判断の知識を得ても実行に移さなければ経験は実りません。
だからこそ、IRBANKで企業の情報を眺めることは、そこに時間を割いた分、なんとなく感覚をつかめるというメリットを感じます。
しかも、個人投資家として財源はいくらでもあるはずないので、我が家のお金ちゃん達をどんな企業に預けて働いてもらうかはしっかり考えなくてはいけません。
ということで、必然的に投資先の企業を選定する際は、ハードルを高く設定する必要はありますよね。
決算資料をもとに、
- 連続増配
- ROEの高さ
- EPSの成長
- 営業利益率
- 業界毎に適した自己資本比率
- 右肩上がりなチャート
個人投資家として、理想の優良企業像を持って投資を続けて行きたいです!
まだまだ経験は浅いもののTwitterやブログ、YouTubeから、いろんな考え方を学びそれを肥やしに自分自身を成長させたいですね。そして、残りの人生をより豊かに過ごしていきたいです( ´ー`)
ちなみに私は投資の経験を積むため少額から始められるSBIネオモバイル証券 を使っています。
今のところざっとセクターを分散して50名柄に少額投資をしています(´・з・`)
今後も投資で学んだことや実践したことをブログにのせていこうと思います^ ^
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